yoshihide nakajima
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works > sound / music
華雪ノ展示「雨日」
sound design
title : non title
artist : mnemon (the project by evala & yoshihide nakajima)
date : 2008-07-01 to 2008-07-13
place : Lebain mitate (Tokyo)
material : pc, speaker.

■概要

書家・華雪の展示空間のサウンドデザインとして制作。

会期中も含めて普段、サニタリー設備のショールームとして、利用されている回廊状の空間に、多チャンネルのスピーカーを配し、主音源として雨、水の音を使用して、それを発音させるプログラムを制作した。回廊上の空間の特性を生かし、同時点でも、それぞれのポイントによって、違った音が発音され、さらにそれが鑑賞者の歩行によって変化する点に、主眼をおいて設計・制作を行った。

会場にて壁面へ掲示したメモを、以下に転載

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華雪ノ展示「雨音」の音について
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この場所には、最初から1Fの人工的な滝の音やシャワー、バルブ、空調等の音が鳴っている。
新たに鳴らされる音は、それと時間や記号的な意味の関係性、また、空間が持つ音響的特性を考慮して設計した。
新たな音は、雨音や他の水の音を中心に構成され、この場所のあちらこちらで鳴る。
それが、最初からこの場所にある音と、どのように関係し、調整するかは、「今」という時間に関わっている。
雨は「どこか」にこそ、降っている。

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tribute to yes, mama ok?
CD(V.A.)

title : tribute to yes, mama ok?
artist : V.A.(our hour / QYPTHONE / bice / PUNKROXXXXX / Butter Finger / オカネモンプピー / Macdonald Duck Eclair / その名はスペィド / Third Street Swinger / EL RIDDIM CONFERENCE / Mr.OK? / mnemon / CITROBAL)
format : CD
release : 2006-04-20
label : Feelin' Groovy

* track16 "最終定理"(cover) by mnemon
all sounds by mnemon, recorded at port 2006
edited & mixed by evala + yoshihide nakajima
voice by maki mannami

Anpontanオープニング展 昭和40年会 "七人の小侍+1"
installation (proto type)
title : cam-tv/mic-sp
artist : mnemon (the project by evala & yoshihide nakajima)
date : 2005-10-21 to 2005-11-20
place : Anpontan (Tokyo)
material : video camera, color monitor, piezoelectric board, time switch, speaker, etc.
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■概要

見られたことは見られたままの形でもって
目を持たない相手に伝えられる. そしてそれは大声で叫ばれる.

本作品「cam-tv/mic-sp」は、プロトタイプとして制作、展示されたものである。それは、タイトル通り、ビデオカメラ、ブラウン管、マイクロフォン、スピーカの順につながれている。スラッシュで区切られた部分には、ブラウン管の表面にマイクロフォンとして機能する圧電変動板を圧着している。そこで取得される微弱な音を増幅、発音させている。また、発音された音は、結果的にブラウン管を通し音として、圧電変動板へフィードバックする信号の流れも持つ。

これは、まるで耳を塞いだ相手に発話してたものを、目を塞いだ相手に身振り手振りで伝えられていく伝言ゲームのように、また、翻訳の不可能性を一身に受ける翻訳者のように、境界線に立ち、本来であれば繋がれない物同士を繋いだ作品である。同時に、来場者をとらえるカメラが出力する色や動きがブラウン管に表示されることにより、それが圧電変動板によって取得される凶暴ともいえる音響運動に微細な変化も付加している。

この作品の制作し発表した時に、一人の著名なアーティストが死んだ。彼は多くブラウン管を使って作品を製作していた。自分自身は、彼の作品を見る時、作品、コンセプトに関わらず、使用されているブラウン管などの作品を構成する材料を通して、あるある特定の過去を眺めるような感傷的な気分を感想としてもっていた。

この作品を発表した当時、全く意識はしていなかったが、フォーマットを代謝せねばならないという命題をもつ工業製品を作品に組み込む事自体が(製品・対象によって早さや影響度も程度も異なるが)、すでにその行為自体、早さに程度はあるが(使用された工業製品自体の代謝の早さにも関係していると思うのだが)、未来に過去を語り、そしてある未来には量産品であったそれが、複製不可能なものになるという意味の変化さえ得てしまうという、一種の感傷的な気分を内包するものになるのだと思った。

制作から数年たつ現在では、次の世代の技術が製品には用いられ、ブラウン管は、ほとんど生産を終えている。

ただし、今回の場合は、製品本来の使用は行っていない点で、ここでは特にブラウン管については、ガラス質が使用されているという物質性が音として強調される結果となっている。それは、機能と使用を終えてもまだ継続される、ある共振帯を個性としてもった、ただの物のように、ここでは扱われて、ただ鳴っている。(それは、同時に楽器的なものとして呼べるかもしれないが)

port doc.1-5
CD (V.A.)
title : port doc.1-5
artist : V.A.(evala / slipped disk / aoki takamasa / com.a / numb / ryoichi kurokawa / taeji sawai / psysex / kozo inada/yoshihide nakajima)
format : CD
release : 2004-11-05
label : port
* track 10 "pre_beach__a telegraph pole"
07
by yoshihide nakajima

memo:
この時は何を考えていたのか、今考えるとよくわからない。
常に、自分は(例えそれが計画的にだったとしても)、時間を折り畳む作業をしていると、後に、何故そう判断し、選択したのか、思い出しにくい箇所があるが、 このトラックについて、 この時期に特に興味がったこととして思い出せるのが、グリッチが集積したような音と、できるだけ危ういレイヤー間における調製感だったように思う。

more infomation > port