yoshihide nakajima
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Yoshihide Nakajima Exhibition 「Sick Node #000」/ PANTALOON / Osana
yoshihide nakajima exhibition
title : Yoshihide Nakajima Exhibition「Sick Node #000」
date : 2009/07/4 - 2009/07/26 (定休日 / 月、火 )
place : PANTALOON (Osaka)

address : 531-0071 大阪市北区中津3-17-14
Tel/Fax 06-6377-0648
open 水-金17:00-21:00、土日12:00-19:00

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概要
本展示は、平面と、音を使ったインスタレーションとなります。平面は、ミクストメディアと写真等を用います。インスタレーションは、100個の時計とプリペアド等をされた10数個のスピーカーを使った音と場所の関係を探る展示となります。次に、コンセプトのような文を記します。

僕は何を書く、または書きたいかが判然としないまま、書くような事を一年続けた。ただ、流れ込む場所としての自分、それに溺れないように底に小さく空けた穴。今回は、勝手だが、まず自分が何をやったか会場に作業を終えたものを並べ眺めたいと思う。

大阪での2度目の展示に「Sick Node」と名をつけた。あれを欲望し同時に恐怖する自分。だけれど、ゆっくり誰かに知られないようにすり足で、またあれへ近寄ってしまうこと。展示のタイトルは、自分がレーモン・ルーセルという作家の「Chiquenaude」という短編小説のカタカナで書かれたタイトルを勘違いしていたことに原因する。

形は形、音は音を呼び、意味は置き去りにされたまま、それぞれを間に合わせの支持体として、都度関係は仮構されながら建設は進んだ。肥大化して範囲を超えて迎える仮の完成は、僕にとっては、ここにありながらという矛盾をかかえつつも、同様に今まさに崩れつつある。また僕は「制作者」としての場所を、作りながらも、絶えず失おうと無駄な努力を繰り返した。僕はあなたであり、あなたは僕であり、僕は我々であり、君は彼にして同時に僕であったりする。今僕には別に怖いことではない。

平面の作業では、赤錆をよく使った。その匂いを嗅ぎながら、血の味のようだと思った。
また、昔読んだ作家の小説の最後を思い出して、本棚から引っ張り出したりもした。

……ちくしょう、まるで同じところを、ぐるぐるまわっているみたいだな……いくら行っても、一歩も荒野から抜けだせない……もしかすると、日本なんてどこにもないのかもしれないな……おれが歩くと、荒野も一緒に歩きだす。日本はどんどん逃げていってしまうのだ……
<中略>
だが突然、彼はこぶしを振りかざし、そのベンガラ色の鉄肌を打ちはじめる……けものになって、吠えながら、手の皮がむけて血がにじむのにもかまわずに、根かぎり打ちすえる。(安部公房著「けものたちは故郷をめざす」(新潮文庫)より)

詳細PDFはこちらよりご覧頂けます。

関連イベント1)オープニングパーティー
日時 2009/7/4(土) 18:00から20:00
入場無料
概要
作家を囲んだ、ささやかなパーティーを行います。
2)伊藤桂司×中島佳秀トークセッション
日時 2009/7/11 (土) 開場18:00 開演19:00〜20:00
入場料1000円 定員40名(先着順、予約可)
概要
グラフィックアーティストの伊藤桂司氏を迎えての作家とのトークセッションとなります。
3)evala×中島佳秀ライブセッション
日時 2009/7/18(土) 開場18:00 開演19:00〜21:00
※リハーサルの為、開場前1.5時間程度会場を締め切ります。
入場料1,500円 定員40名(先着順、予約可)
概要
evala氏を迎えて、作家との音によるセッションを行います。インスタレーションで使用しているプリペアド等をされた10数個のスピーカーを使用して、展示とは違うアプローチで、音と場所の関係をさぐりながら進行する内容となる予定です。
4)中島佳秀ソロコンサート
日時 2009/7/25(土) 開場18:00 開演19:00〜20:00
入場料無料、投げ銭制 定員40名(先着順、予約可)
概要
作家本人による大阪の展示期間中に、制作した映像と音の制作物の発表を行います。

作家プロフィール・yoshihide nakajima
75年生まれ。サウンドアーティスト、グラフィックデザイナー。サウンドアーティストとして、ライブ、インスタレーション、テープ作品等の発表を行なう。今回のサウンドインスタレーションは、2005年にevalaと共作の「cam-tv/mic-sp」以来の発表となる。また、昨年08年に大阪iTohenでの展示「魚と足」で平面作品の発表を初め、以来展示として、「海辺/浜辺」(森岡書店/Tokyo)、「I.E.」(colon books/Nagoya) ※華雪との二人展、「Esquisse Landscape」(shin-bi/Kyoto)を行う。
http://www.studioloup.info/

ゲストプロフィール・ 伊藤桂司
UFG(Unidentified Flying Graphics)Inc.代表。58年東京生まれ。広告、書籍、音楽関係のアートディレクション、グラフィックワーク、映像等を中心に幅広く活動する。1999年ニューヨークADCゴールド・アワード、1998/2000年メリット・アワード、コンバース・キャンペーン広告のアートワークにより2001年度東京ADC賞を受賞。
http://www.site-ufg.com/ ・ evala
サウンドアーティスト。04年にレーベル「port」を設立。先鋭的な電子音楽作品をリリースほか、数々のサウンドデザインやサウンドプロダクトの開発なども多く手掛ける。06年に発表した自身初のソロアルバム「initial」は、"日本の最前線を担う音響作"と評され大きな話題を呼んだ。またATAKにも所属し、アルス・エレクトロニカでの入賞作品「filmachine」の立体音響プログラムをはじめ、コンサートにおけるビジュアルプログラムなどその活動は多岐にわたる。
http://port-label.jp/, http://www.evala.org/

協力iTohen、port

会場・お問い合せ・予約先PANTALOON パンタロン
531-0071 大阪市北区中津3-17-14
Tel/Fax 06-6377-0648
URL www.pantaloon.org

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patchware on demand meets night cruising Kyoto New Age New Year Meeting 2009
Metro / Kyoto
yoshihide nakajima live pafomance
title : 「patchware on demand meets night cruising Kyoto New Age New Year Meeting 2009 」
date : 2009.01.18
place : Metro (Kyoto)

address : 京都市左京区川端丸太町下ル京阪丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF
Phone : 075-752-4765
open 19:00-

091018

Act:
NHK(raster-noton) / Kouhei Matsunaga (Mille Plateaux ,Important Records)
/ Toshio Munehiro / PsysEx+ekran / RUBYORLA(from Harp On Mouth Sextet)
/ Samurai Jazz Quintet / intext / polar M+shunsuke kato
/ KYOHEY / marihiko hara+no color
/ Who were God's parents / soundcomfort / TATSUYA / Yoshihide Nakajima

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小さな展示 中島佳秀「Esquisse Landscape」/ shin-bi / Kyoto
studioloup exhibition
title : 小さな展示 中島佳秀「Esquisse Landscape」
date : 2009.01.2 - 31(予定)
place : shin-bi (Kyoto)

address : 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON烏丸 3F
Phone : 075-352-0844
open 11:00-21:00(無休)

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京都shin-biのレジ横の壁面での、小さな展示となります。
制作物は小型の物ばかりですが、約40点程を展示・販売しています。

■メモ

2008年の年末の時点で、
僕が考え、しようとしたこと、また、出来たものとしての平面。
同時に、まだ、この程度しか出来ていないという反省と、
これからやろうと思っていることのメモ。

ふと、過去に撮られた写真を眺めながら、それを「見た事のない風景」だと思った。それは、ここではなく、そしてここから続く世界の、どの場所のどの時間にもない「風景」のような気がした。これは誰かが撮った写真、カメラが捉えてしまった世界、誰かにある意味を持つ場所の記録だ。だが、私にはその「風景」があったという確からしさは、今手元にある写真のどこにもみあたらないような気がした。決して、私が関わる事のなかった時間、そしてこれからも関わることのない時間、その判然としない時間と場所に浮かんだままの風景は、ここではない場所には確かにあるようにも同時に思う。そして、私はその写真で切り取られた風景の端の、その先に興味を持った。

ユートピアは、およそ人があり得ない程の幸福を感受できるような世界として描かれることが多い。だが、私が古い写真を見て感じた「見た事のない風景」は、そういったユートピアではなく、例えばドン・キホーテ「だけ」が生きた世界に似ていると感じた。他人とは交換できない少し滑稽な世界。そのそれぞれが持つ世界の断片を、私は従者のサンチョのように写真からのぞき見ているように思う。そのような世界は、かすかに人を関係させはするが、その本質は、誰かと誰かを結ぶのではなく、誰かと誰かを隔てながらあるもののようにしてあるように感じた。

そして、私が書いたものは、風景のようなものだった。写真を元にして、書いたものもあれば、手を動かしてから書き始めたものもある。いずれにせよ、目的や対象からは、書きながら随分と横滑りをした結果としての平面だ。

私は、イメージの支持体としての具体物をあらかじめ持てなかった。もしくは失って、なお書いているこれら、これを(用心深くなく言えば)心象風景と呼べぶこともできるのだろうが、私自身は、ただちにそれと呼べるものではないと思っている。なぜなら、これは書くことを通して経験したことであり、私の中に最初から全てがあったものでない。元々書くべきもの、ましてや風景としての何かは、私の中には何もなかったのだ。

私は、ただただ無為に書いて、それを見て、書かれたものについて次を書くという繰り返しの中で、やっと、ひとつづつ風景のようなものを手にいれた。最初は何も動機がなかった線の1本1本や色面の断片が、やがて折り重なり、奥行きを持ち、風景のように見えるようになったものもあった。

私は今は、絵は考える道具だと思っている。そして、今までやってきた書くことから立ち上げていく方法をひとまず辞めて、ここで得たことを持って次に、実際にある場所の風景や人を書きたいと思っている。

V・マヤコフスキー
「愛している?」1928-30 
亀山郁夫訳(国書刊行会 ロシア・アバンギャルド5)より引用

(前略)
僕は知っている、言葉の力を、僕は知っている、言葉の銅鑼を
それらは桟敷席を喝采するものたちではない
それらの言葉ゆえに棺桶がむっくり起きだし
樫の四本足で歩きだすのだ。
よくあることだ 活字にならず本にもならずうち捨てられることは
でも言葉は駆けていく 腹帯を締めて
何世紀も鳴りわたり、列車は這いよってくる
まめだらけの詩の腕をなめるために。
僕は知っている、言葉の力を とるにたらぬものとみえるだろう
ダンスの踵に踏みつけられた一枚のはなびらのように
だが、人間は魂、くちびる、によって

■会場・お問い合せ先|shin-bi
京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地 COCON烏丸 3F
tel 075-352-0844
open 11:00-21:00(無休)

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華雪×中島佳秀 展「I.E.」/ colon books / Nagoya
studioloup exhibition
title : 華雪×中島佳秀 展「I.E.」
date : 2008.12.6 - 21
place : colon books (Nagoya)
address : 名古屋市東区代官町39-18日本陶磁器センター2F
Phone : 052-930-5585
open 12:00-18:00(会期中は火・水曜日休み)
作家在廊日 : 6日、21日

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■メモ
二人で展示をします。
最初で、最後になると思います。
これは、どちらかが後ろや前ではなく、横一列のことで、
そんな場所、またはイエについての、
本当に(それぞれ)個人的な内容の展示になると思います。
ここから、始まることと、
ここで、終わることがあります。
展示にあたり二人で、
「すなわちなどと言って、これを、別の言葉で言い換えない」
ことを約束としました。
だから、これはイエについてであっても、
i.e.(すなわちの意)についての展示ではないかも知れません。

■ワークショップ、イベント等も開催します。
詳細は以下よりご覧下さい。

□ワークショップ|年賀状のための判子をつくる
12/21(日)13:00-15:00
講 師 華雪
概 要 年賀状のための干支の判子をつくっていただきます。
料 金 ¥3,500(材料費込、お茶付き)※要予約

□イベント|ライブパフォーマンス
12/21(日)16:00-17:00
概 要 華雪の書字のパフォーマンスと、中島佳秀の音の演奏によるイベントとなります。
料 金 ¥1,000(ワークショップ参加の方は無料となります。)※予約不要、お茶付き

□ワークショップ・イベント|予約方法
華雪HPからお申し込み頂けます。
詳細は以下よりご覧ください。
http://www.kasetsu.info/archives/001137.html#more

■会場・お問い合せ先|colon books
名古屋市東区代官町39-18日本陶磁器センター2F
tel 052-930-5585
open 12:00-18:00(会期中は火・水曜日休み)

■プロフィール
studio Loupは、華雪と中島佳秀のパートナーシップによる活動です。
華  雪 書家。75年京都生まれ。個展を中心に活動を続ける。
中島佳秀 サウンドアーティスト、グラフィックデザイナー。75年生まれ。

more infomation >>colon books

中島佳秀展「海辺/浜辺」/ 森岡書店(Tokyo)
yoshihide nakajima exhibition
title : 中島佳秀展「海辺/浜辺」
date : 2008.9.22-9.27
place : 森岡書店 (Tokyo)
address : 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第2井上ビル305
Phone : 03-3249-3456 
open : 13:00-20:00 会期中定休日なし
作家在廊日 : 会期中全日
※会期中の23日は祝日の為、終日会場建物のエントランスの鍵が施錠されておりますが、会場は、営業しております。お手数ですが、会場までお電話の上ご来場ください。

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■平面、およびサウンドオブジェ等の展示を予定。本年6月に大阪iTohenにて発表された作品に、新作を加え約50点を展示販売致します。

■イベント
・トークショー
9月22日(月)午後7時〜8時
(要予約、入場無料、定員20名)
本展示とその周辺について、作家、iTohen代表鰺坂氏、書家・華雪氏が話をします。
・ライブパフォーマンス
9月27日(土)午後7時会場 7時半開演
(要予約、料金¥1000、定員20名)
ゲストにevala氏(port, ATAK)を迎え、作家と音楽によるセッションを行います。
・イベントへの予約・申し込み方法
会場へお電話頂くか、森岡書店ホームページより、お申し込みください。

■メモ
私は、常日頃、自分で自分を「僕」や「俺」などと呼び、例えば、誰かに「君」などと呼ばれ、彼には「お前」などと呼ばれる。自身が持つ固有名でさえ変奏されることも少なくない。一つの場所は、多くの場合、幾つかの名前をまたいである。海と岸を分つ境界線も、浜辺や海辺などと呼ばれる。
近頃、名を呼ばれるものは、呼ばれる複数の名を割って、線、幅のない長さとして、あらわになるように思った。
私が書く中で、凡庸だが実感として感じたことは、やはり画面に見てとれるものは、書かれたものと、書いて消されたもの、そして、まだもしくは決して書かれないものの間にあるということだった。
だからか、大阪に続き東京で行う展示、二度目になる展示の名をこのように決めた。

■会場・お問い合わせ先
森岡書店
・住所 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第2井上ビル305
・電話 03-3249-3456
・アクセス 地下鉄東西線、日比谷線茅場町駅下車三番出口。
  永代通りを霊岸橋に向かい橋の手前を右へ古い戦前のビル3階

■作家プロフィール
75年生まれ。サウンドアーティスト、グラフィックデザイナー。サウンドアーティストとして、パフォーマンス、インスタレーション、テープ作品の発表を行う。また、書家華雪と共にstudio loup(www.studioloup.info)を運営。現在東京在住。

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